2012-01-01から1年間の記事一覧

「最後の証言」の変更点 (2)

前回は三章までアップしたが、今回は四章まで終わったので、以下に置いておく。 http://www.geocities.jp/kosako3/shimoyama/saigonosyogen_diff_20121103.sjis.txt 追加、変更は沢山あるが、事実関係として意味がある所は、「Iという関西料理屋」が「出井と…

Check Mate at TOKYO

羽生二冠とAlmira Skripchenko(フランスのチェス女性チャンピオン)のチェス対局イベントが渋谷ヒカリエであったので行ってきた。 持ち時間30分の切れ負けルール。一局目は羽生の白番、二局目は黒番で、結果は二局ともドローだった。 今年もLPSAの詰将棋カレ…

「最後の証言」の変更点

文庫本と単行本でどこが変わっているのか正確に把握するために、読み比べながら違う箇所をメモしていく作業を続けている。 五月の連休中から始めて、昨日三章まで完了した。気が向いたときに数ページ進めるという感じなので、今年中に終わりそうもない。それ…

鍵のかかった部屋

将棋がテーマになっていると聞いたので「鍵のかかった部屋」というドラマを見た。 こういうのは大抵、「将棋である必然性が全くない」とか「話として無理がありすぎる」感じになってしまうものだが、そんなこともなくテンポが良くて面白かった。 密室に残さ…

白鳥事件60年目の真実

「白鳥事件60年目の真実−冤罪説は歴史に耐えうるか−」という講演を聴いてきた。 「白鳥事件は冤罪ではなかった!」新資料・新証言による60年目の真実 白鳥事件についての知識は、下山事件のことで「日本の黒い霧」を読んだときに白鳥事件の項もあったので、…

ノンフィクションの理由

「下山事件 最後の証言」がノンフィクションとして出ることになった状況について。 柴田哲孝がテレビディレクターの森達也と出会うきっかけを作ったのは映画監督の井筒和幸。その経緯を「最後の証言」で以下の様に書いている。 ある日、私はそれとなく井筒に…

確定申告

金曜日、会社を休んで確定申告をしてきた。 初めてのことなのでどうすればよいのか分からなかったが、近所に確定申告会場の案内板が出ていたのを見て、それに従って会場に行った。まるで市場のように人がたくさん居て、混んでいた。 最初に相談すると、去年…

デフレと超円高

何年前か忘れたが、報道ステーションに浜矩子が出演して「円高は宿命」とか言って、他のゲストに笑われていたことを思い出した。デフレと超円高 (講談社現代新書)作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/02/18メディア: 新書購入: 11人 クリッ…

勝利宣言/長島フクからの年賀状(8)

去年の九月は、図書館などに何度か足を運んで色々調べていました。 証拠にはならないので省略していたこともあるので、ここに書いておきます。 末広旅館の名前が印刷してある年賀状が、昭和34年の正月に送られてくることが本当にあり得るかどうか、以前のエ…

勝利宣言/長島フクからの年賀状(7)

11月に勝利宣言予告をした頃から興味を失って、最近は帝銀事件関係の本ばかり読んでいました。 しかし勝利宣言するということで、もう一度「下山事件 最後の証言」を飛ばし読みしてみました。そこで気になったのは、柴田哲孝の母が松本清張「下山国鉄総裁謀…