2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

PcPcOnSq

毎日がEveryDay! PcPcOnSqについて。 k0, l0に入る値は、駒の位置状態を表す番号。(例:歩が6七にいる) この番号は、0から1475まである。 二個の駒の位置関係を考えているのだから、0から1475の番号を縦と横それぞれに振った正方形を考えて、その中のある…

東公平

今期名人戦第一局の事件は、対局中の羽生名人にサインを頼んでいる場面が、東公平にとっては運の悪いことに、衛星放送で生中継されて騒ぎになったという話だと思っていた。 しかし考えてみると変だ。東公平を見ると、彼は去年の三月まで朝日新聞の観戦記者を…

4.1.1の評価パラメタ

自分で学習させたものではなく、Bonanza 4.1.1に入っているfv.binの評価パラメタ値を調べる。(4.0.3の場合については、2009/03/20に書いている。) KPP 最小値: -11779, 最大値: 8856, 平均値:0.05, 標準偏差: 73.29 KKP 最小値: -3251, 最大値: 4911, 平均値…

学習経過

やっと10回目のiterationが終了した。以下がその結果。(各項目の意味は、2009/04/06で説明) MPは Move Prediction。 Learning result (#1 〜 #10) IterationTargetPenaltyMP 1MP 8Moves counted #10.1509910.00000018.3%50.0%120033397 #20.0716310.01428833…

FV_PENALTY

4.1.1が出ているが、途中で止めるのも無駄になるので、学習はボナンザ4.0.4で続行。 学習機会数を記録するだけでは情報として不十分な気がしたので、9回目のiterationから各パラメタのΣdT(x)/dxを記録するように改造した。(ΣdT(x)/dxは、rparam()の中のdv項)…

4.0.3 -> 4.1.1

世界コンピュータ将棋選手権はGPS将棋の優勝だった。 KCCは予選のプログラムから変更したもので、最初の三局を戦ったらしい。もし予選のままで最初から出ていれば優勝した可能性もある。しかしこのクラスになると実力が接近しているので、七局の結果だけでは…

第19回世界コンピュータ将棋選手権

世界コンピュータ将棋選手権の二次予選が終わった。 一次予選では「漫遇将棋」、二次予選では「KCC将棋」が目立っていた。KCCは一次と二次の16試合で全勝。KCCの対局の戦型について調べてみた。 相矢倉 6局 居飛車対振り飛車 6局 相振り飛車 3局 その他 1局 …

駒の価値の変化

ボナンザの新しいバージョン4.1.1がコンピュータ将棋選手権使用可能ライブラリに出ていた。 時間がかかりそうなので、まだダウンロードしていない。学習の中で一手先読みではなく、二手先読みにしたのが最大の変更だろうと思うが、他にどのような変更が入っ…

司馬遼太郎と戦車

2008/12/30に書いた「轢き殺してゆけ」のエピソードについて、秦郁彦が「新潮45」五月号に記事を書いていた。こういう雑誌は読まないので全く知らなかったが、兵頭二十八の放送形式で紹介されたので気付いた。 以下が、宗像正吉氏が石頭会の二次会で司馬に…