2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

長島フクからの年賀状 (5)

年賀状について。 「下山事件 最後の証言」の著者である柴田哲孝の母(=柴田宏の娘)の記憶によって、長島フクから柴田宏に年賀状が送られていたことが判明します。実際に年賀状が残っているわけではなく、母親がそれを見たことを証言しているという話です。 …

長島フクからの年賀状 (4)

A説が無理とわかったので、残っているB,C説について考えていきます。 最初にB説 長島フクは事件前は何も知らず、事件後になってから証言の協力をさせられた について。 この場合、証言の協力を要請したのは犯人側だけとは限らず、警察である可能性があります…

長島フクからの年賀状 (3)

長島フクの立場について、A説の 事件前から犯人側に証言で協力することになっていた が成立しない理由を説明します。 事件前から協力することになっていたということは、予め末広旅館に決めていたということです。しかし五反野駅員に旅館を聞いているので、…

長島フクからの年賀状 (2)

下山事件に詳しくない人のために簡単に概要を説明します。 下山国鉄総裁は1949年7月6日午前0時19分30秒に常磐線上で貨物列車に轢断されますが、その前の7月5日の午後二時頃から午後五時半まで一人で休憩した場所が末広旅館。そのときに応対して少し会話を交…

長島フクからの年賀状 (1)

2011/10/09 追記 以下の場所に、全てのエントリ(1-6)をまとめたものを置きました。 http://www.geocities.jp/kosako3/shimoyama/nagashima_nengajo.html 内容は同じです。 これから、柴田哲孝「下山事件 最後の証言」の問題点について、「長島フク」に関する…

藤森三段

藤森三段が三段リーグで二位になって昇段した。 第49回奨励会三段リーグ戦残り二局の時点では七番手だったので多分無理だと思っていた。だから驚いた。 大内九段の新橋での解説会で、いつも盤操作をしていたので知っているというだけだが、それでも知ってい…