司馬遼太郎と戦車

2008/12/30に書いた「轢き殺してゆけ」のエピソードについて、秦郁彦が「新潮45」五月号に記事を書いていた。こういう雑誌は読まないので全く知らなかったが、兵頭二十八の放送形式で紹介されたので気付いた。
以下が、宗像正吉氏が石頭会の二次会で司馬に訊いたときの答え。

「宗像さん、新品少尉が大本営参謀とサシで話ができると思いますか」
「私は小説家ですよ。歴史研究家ではありません」
「小説というものは面白くなければ、読者は離れてしまいます」

しかし、このエピソードに関する引用は、全て小説以外からのものである。

新潮45 2009年 05月号 [雑誌]

新潮45 2009年 05月号 [雑誌]