シュレーディンガーの猫(2)

昨日は海水浴に行って、帰りに新宿の本屋に寄ってから帰った。

前にシュレーディンガーの猫について書いた後で、少し記憶が蘇ってきた。
検出器の段階で状態が確定しているという考えは、高校時代にBLUE BACKSを読んだときには持っていたと思う。当時のBLUE BACKSで量子力学に関するものといえば、都筑卓司「不確定性原理」しか思い浮かばない。その本の中に、何かヒントになることが書いてあったのかもしれないので、立ち読みでシュレーディンガーの猫に関する部分だけ確認してみた。しかし単なる説明以上のものは何も書かれていなかった。
ついでに量子力学のテキストを何冊か確認してみたが、シュレーディンガーの猫については何も書いていないか、説明だけで著者の見解は書かれていないものばかりだった。
教科書は情報としては少し古い内容になるだろうが、それにしても進歩が無い。意外だった。