第四十五回 なにも願わない手を合わせる

なにも願わない手を合わせる (文春文庫)

なにも願わない手を合わせる (文春文庫)

十年前に「東京漂流」を読んでショックを受けた。それから「印度放浪」、「全東洋街道」など、彼の本は殆ど読んだと思う。しかし最近は全く読んでいない。というより藤原新也の存在自体を忘れていた。
この本を読んでいる途中、「菜の花電車」「人生のオウンゴール」あたりから、以前どこかで読んだことがあることに気付いた。確認してみると、Shinya talkの記事で読んでいた。このBlogも数年間忘れていたが、まだ続いていたとは驚き。