第三十回 日本以外全部沈没

日本以外全部沈没―パニック短篇集 (角川文庫)

日本以外全部沈没―パニック短篇集 (角川文庫)

筒井康隆の小説を読むと、自分の心の中の不安感が増幅されるような感じがして、とても怖い。なるべく読まないようにしている。五年くらい前に「敵」を読んで以来読んでないと思う。
表題作を含む短編集で、ドタバタものが多い。古い作品が多い為かもしれないが、読んでいて怖い感じがするものはなかった。