内藤國雄九段と「ベン・ハー」を観る夕べ

"内藤國雄九段と「ベン・ハー」を観る夕べ" というイベントがあった。
八年前の1月20日、ル テアトル銀座 5F。
それを将棋ペンクラブログの記事を見て思い出した。
内藤九段が「ベン・ハー」というタイトルの詰将棋を近代将棋に発表後、タイトルの元になった映画を観ようというイベントで、恐らく近代将棋の永井英明氏が企画したのだろう。
近代将棋は購読していなかったので、イベントについてはネットで知って参加したのだと思う。入場料は正確には覚えていないが、4000円ぐらいだった。(映画込みで)

そのときに貰った記念品(下の写真)がまだ残っていたので探してみると、イベントスケジュールが書かれた紙も同時に見つかった。

イベントスケジュール
11:30 受付開始
12:00 お客様集合
12:30 内藤國雄九段トークショー＆大盤解説開始
13:20 内藤國雄九段トークショー＆大盤解説終了
14:20 映画「ベン・ハー」上映開始
18:20 映画「ベン・ハー」上映終了

トークショーは、50分間のほとんどを内藤九段が一人で喋っていた。いくら話が上手い人といっても、途中から汗だくで気の毒な感じがした。
詰将棋の「ベン・ハー」については、仕方なさそうに数分間コメントしただけで、ほとんど別の話題だった。多分イベントを企画した人は、内藤九段が自分の創作した作品について、時間を使って解説すると思っていたのだろうが(大盤も用意されていた)、そんな阿呆らしいことをするわけがない。
若しそんなことをしていたら、俺はドン引きしていたと思う。そういう機微は、言葉で説明してみてもわからない人にはわからない。

図式百番